【第三回ウディコン】エントリー作品 No.17
■タイトル
Princess not known
■作者
「かみぶくろ」さん
http://blog.livedoor.jp/kamibukulo/
■プレイ時間
30分
■ジャンル
アクション
■プレイ感想
こ・れ・は・楽・し・い。
とらわれのお姫様をあやつり、姫を助けに来た勇者に知られないようにひっそりと勇者の手助けをするという発想がおもしろい。
発想だけでスキルが伴わないと一転くそゲーになりそうな危うさのあるアイデアだが、本作品は発想力の足を引っぱること無く演出や制作スキルも非常に高い。
リアルタイムで戦う勇者と魔王の手下を尻目にいそいそと罠を外したり敵をこっそり倒したり…。
今までのゲームに無い楽しみ方を提供してくれます。
まさに「これぞゲーム」といった一品です。
ゲームの合間に差し込まれる会話やセリフもことごとく笑いを誘い、演出面でも非常に楽しませてくれます。
勇者が倒れてもいけないのはもちろん、お姫様が勇者に見つかってもゲームオ-バーというのはおもしろいです。
あくまでも勇者に知られずひっそりと手助けをするのがルールですが、勇者に見つかった時の展開やお姫様が自分で罠に掛かった時の演出もおもしろいため、その辺も一度見て欲しいところです。
短い時間で終わるゲームですが、詰め込まれた要素と楽しさは非常に濃い内容です。
これは是非ともおすすめしたい作品です。
ただ、リアルタイムでいろんな処理を並列実行しているせいでしょうか?
結構変な動きが散見されます。
それを差し引いても楽しさは変わりませんけど。