【第三回ウディコン】エントリー作品 No.26
■タイトル
祖母のために
■作者
「えいわ」さん
■プレイ時間
15分
■ジャンル
アクションRPG
■プレイ感想
発想がおもしろい。
『呪いによって石畳の上しか歩けない』という制約をつけ、それを逆手にとってゲームの特色と替えてしまうというのは意外と思いつきません。
実質的には『石畳＝洞窟の歩行可能範囲』『石畳以外＝洞窟の壁』なので内容的にはダンジョン探索ARPGと変わらないが、発想の転換でイメージをがらりと変えることができるという良いお手本です。
武器を持ち替えることで攻撃範囲などが変わり、状況に応じて使い分けることができるなど、単純な力押し出ないところもGOOD。（って、これコモンイベントなんですね。他のエントリー作品でも同じシステム使っているのがありました）
軽快なテンポでノリの良いBGMも良い味出してます。
ただ、気になる点がいくつか。
まず私がプレイしたバージョンだけなのかもしれませんが、readmeファイルがないので得られる情報がゲーム内だけの情報に限られ、結局『∞ST』というステータスが何を表すのかわかりませんでした。
装備に消費STが設定されていたので最初は「攻撃の度に減っていくスタミナなのかな？」と思いましたがそういうわけでもなさそうですし…。
次に会話のシーンで2人以上の登場人物が画面にいると『誰がセリフを話しているのかわかりづらい』という問題です。（セリフの話し手の名前を入れて欲しかった）
最後にステキなBGMではあるけれど、これ著作権大丈夫？ってところです。
素材利用の記載が全くないので確認しようがないんですが、フリー音楽素材にしてはちょっと毛並みが違う音楽だな～と。
自作のオリジナル楽曲なら別に問題ありませんけど。
