【第五回ウディコン】エントリー作品 No.82
■タイトル
君とサクラを
■プレイ時間
60分
■ジャンル
ノベル
■プレイ感想
一本道のノベルゲームです。
ゲームと呼んでいいものかわかりませんが、サウンドノベルがゲームとして認められているのでこれもゲームの一種と言っていいのでしょう。
基本的にはマウスの左ボタンをクリックして会話を進めていくだけです。
ストーリー自体はきちんと読み物として成り立っているので、本を読むのが好きな方ならその延長で楽しめると思います。
逆に言えば活字読むのが嫌いな人には向いてません。
いくら絵と音が付いているとは言っても、プレイ想定時間が10時間ということは、文章量は膨大になると思われます。
ちなみに内容はミステリー物、になると思います。
私個人は本読むの好きなので、あとで時間を取って最後までプレイしようと思います。
-----— 2013年8月24日追記 -----—
読み終えました。
赤の章、緑の章、青の章と読み進めても訳がわからなかったですが、桜の章でようやくつながりがわかってスッキリ。
主張したいテーマもきっちり織り込まれ、クライマックスの盛り上がりも非常に読み応えがあり、読後の満足感もしっかり得られました。
書いた人のスキルも高いのでしょうね。(多少の誤字は残っていますが)文章も読みやすくて物語の内容に集中することが出来ました。
音楽や効果音の使いどころも良かったです。
ただ、正直あの終わり方はどうなんでしょう?
ハッピーエンドっぽく締めてますけど、結局あの4人は野放しだし、女性3人はあれされてるし、あのままだと確実に次の被害者が出ますよね。全然ハッピーエンドじゃない気がするんですが……。
あともうひとつ気になったのは、12桁のあの番号。
青の章で彼が見つけたヤツですよね? でもその後の展開を考えると彼女に伝える余裕も無いでしょうし、伝えた描写も無かったと思うのですが、なんで彼女は知っていたんでしょうか? 気になる。