【第五回ウディコン】エントリー作品 No.10
■タイトル
Needless
■プレイ時間
40分
■ジャンル
RPG
■プレイ感想
ダンジョンを探索して敵と戦いつつアイテムを入手し、レベルアップしていくタイプのRPGです。
それだけ書くとありきたりに感じてしまうのですが、この作品はそのダンジョン探索の仕方がちょっと変わっています。
マス目で構成されたダンジョンは一部を除いて隠された状態になっており、主人公の周囲8マスのうち何マスに敵が居るかという情報だけ提供されています。
その情報からどのマスに敵が居るかを判断して上手く回避していくという……、つまりはマインスイーパのパズル性を上手くダンジョン内の移動シチュエーションに使っているのです。
なるほど。コレは確かにアリですね。
マインスイーパ自体が中毒性のあるパズルですが、それ自体をゲーム内の一要素として含めたことで、ただのダンジョン探索にひと味違ったゲーム性を持たせてくれます。
むしろ敵を避けることばかり熱中しすぎて主人公達が全く成長しない（戦闘が発生しないから）なのは本末転倒と言えますが。
パズルゲームが嫌いな方だとちょっと食指が伸びないかもしれませんが、ただのマインスイーパに飽きが来てるという人にはおすすめです。
難点を言えば、選択肢やダンジョン内の移動時にキー操作がやたらとぬるぬる動いてしまう点でしょうか。
動作環境の問題かもしれませんが、特にダンジョン内の移動では一歩進むつもりが二歩進んでしまい、意図せず敵に突っ込んでしまうことがしばしば……。
ウェイトをちょっと挟んで欲しいところです。
