【第五回ウディコン】エントリー作品 No.64
■タイトル
神話大戦
■作者
「方位磁石」さん
http://ameblo.jp/houizishaku/
■プレイ時間
20分
■ジャンル
シミュレーション
■プレイ感想
マウスで操作するリアルタイムストラテジーの戦争シミュレーションゲームです。
内政・外交等の要素は排除され、純粋に戦場のみが舞台となっています。
端的に言うと陣取り合戦ですね。
味方の陣が全て占領されたら負け、敵陣を全て占領したら勝ちです。
マウスで部隊をクリックして行き先を指定してやるとちょこちょこと動き始め、敵部隊や敵陣と接触すると自動で戦闘を始めます。
操作はマウスなのですが、自陣から部隊を出陣させたり陣の間を兵力輸送する際にマウスホイールを使用するため、2ボタンマウスだと操作に支障が出てしまいます。
流れとしてはステージクリア方式になっていて、合間にはイベントが差し込まれます。
立ち絵がふんだんに使われているのですが、絵を描いている人が複数いるんでしょうね。キャラクタごとのタッチにかなり違いがあって少し違和感を感じました。
シミュレーション、しかもRTSの作品はなかなか作る人が少なく希少なので、こちらの作品も楽しませてもらいました。
難点を言えば操作性でしょうか。
部隊は進軍速度が決して早いわけではありませんが、戦場のあちこちにいる部隊を同時に操作する関係上、ゲームスピードの切り替え（高速・中速・低速）機能やポーズ機能が欲しかったです。
もちろんRTSの場合、ポーズ機能はゲーム性に関わる問題になってくるので『あえて付けない』という判断もあると思いますけれど、スピードの変更は初心者のためにもあった方が良いのではないでしょうか。
画面外への移動などは右下の全体マップを使って可視範囲をずらす必要があります。
しかしその間にもどんどん部隊が動いてしまうので、慣れない間はその小さなタイムラグが重なって状況を不利にしてしまいます。
部隊の選択も、例えばキーボードの「1」「2」「3」など数字キーを部隊のショートカットとして設定できれば、いちいち「右下の全体マップで枠をドラッグして画面を移動」→「部隊をクリック」とするより遥かに素早く部隊に指示を与えられます。
慣れれば多分あのスピードでも問題なく操作出来るようになるんでしょうけどね。
