【第四回ウディコン】エントリー作品 No.33
■タイトル
桃太郎
■プレイ時間
60分
■ジャンル
RPG
■プレイ感想
タイトル画面の手抜き臭に地雷の予感がしましたが、プレイしてみるとごくごくまっとうな作りの正統派RPGでした。
桃太郎の物語をモチーフにしたんだかしていないんだか微妙な感じの設定で、導入からパーティの結成過程など含めてベーシックな(制作者曰く「王道」)展開です。
ただ、逆に言うとあまりにオーソドックス過ぎて、こういったコンテストの中では特色の薄い作品に見えてしまうのが悲しいところ。
(決してこれが悪い作品というわけではなく、他が独自性の強い作品揃いのために比較的印象が薄くなってしまうという意味です)
しっかり丁寧に作られているのですが、何かひとつふたつ他にはないアピールポイントが欲しかったです。
気になったのは戦闘バランスでしょうか。
もうちょっと詰めて調整した方が良かったように思えますが、まぁこれくらいなら人それぞれの好みというレベルですね。これくらいのバランスが好きな人もいると思いますので。
あとはストーリー展開がちょいと急ぎすぎのような気がします。
イベントとイベントの合間合間に、もう一拍置いてみても良いのではないかと。