【第四回ウディコン】エントリー作品 No.14
■タイトル
病原体
■作者
「YADO」さん
http://kkni.net/
■プレイ時間
30分
■ジャンル
パズル
■プレイ感想
良いパズルゲームです。
細胞が持つそれぞれの特性を生かして病原体を殲滅する(抗体が完成するまで耐えきる)という流れの作品です。
延々と来襲する赤い病原体を、青い防御細胞と緑の増殖細胞をうまく活用しつつ防いでいきます。
クリアのために必要な抗体は【病原体を一度免疫細胞に触れさせないと生成が始まらない】というアイデアが変わっていておもしろいです。
ゲームバランスも最初は簡単に、追加ステージはちょっとだけドキドキするバランスでよく錬られている印象を受けました。
細胞の移動がいまいち思った通りにならないのが不満点と言えば不満点ですが、作品全体の出来の良さに比べれば大した問題ではありません。
この作品をプレイしていて思ったのですが、なんかこれ、戦術シミュレーションっぽい性格もありますね。
病原体が敵軍、防御細胞が味方の守備隊、増殖細胞が味方の治療部隊、免疫細胞が味方本陣と考えると、時間制限ありの防衛戦に見えてきます。
「西側の戦線を突破されました! 敵騎兵が本陣に向かって進撃中!」
「北と南から戦力を割いて食い止めろ!」
みたいなw
このシステム流用してそんなの作ってくれないかな~?