最近世間をにぎわせている例の登校拒否Youtuber。
正直本人はまだ判断能力のない子供だから仕方ないけど、親が毒親すぎる。
(子供に)教育を受けさせる日本国民の義務を堂々とないがしろにしているのって初めて見ました。
それで本人は選挙に出馬するつもりだとか言うもんだからもう失笑しかない。
まあ親の話は置いといて、登校拒否Youtuberは学校の勉強なんて意味がないみたいなことを言っていますが、学校の価値って国語や算数を学ぶことじゃないと思うんですよね。
学問なんて大人になってからでもできますし、学校の授業がすべて役に立つとはさすがに私も思っていないですから。
義務教育に限らず学校の価値って、私は「我慢」を学んで「選択肢」を増やすことだと思っています。
- 自分の意見が必ずしも他人から支持されるとは限らないと知る
- 自分とは異なる考え方の人間が異なる価値観のもとに生きていると理解する
- やりたくないことでも我慢して成し遂げることの意味と経験を積む
こういうのが学校という制度のの価値だと思うんです。
それに現実問題として日本では特定の職業へ就くためには学歴が必要です。士業や資格必須の職業なんかは大抵そうですよね。
もちろんそういった特定の職業を目指すのでなければ学歴は関係ありませんけど、約7000万人と言われる日本の労働人口のうち学歴の全く関係ない仕事(スポーツ、芸能、クリエイター、経営者、政治家など)をしているのって1000万人も居ないんじゃないでしょうか?
登校拒否Youtuberの子って、『宿題忘れて担任とトラブったから登校拒否』というエピソードからもわかる通り全然我慢が身についていないようですし、中卒(義務教育だからなんだかんだ言っても形式上の卒業はさせてもらえるはず)だと本当に芸能関係とかクリエイターになる以外の選択肢がないと思う。
本当にかわいそう。(本人は憐れんでなんて欲しくないだろうけど)
でも悪いのは親。
マジでこういう毒親って児童虐待でしょっぴけないんだろうか?
まあできるもんならもうやってるんだろうし、現行の法では無理なんでしょうね。