言わずと知れた家庭用ゲーム機RPGのビッグタイトルドラゴンクエストです。
普段ゲームに興味がない人でも名前くらいは聞いたことがあるという知名度を誇るバケモノタイトルですね。
成長して少しずつ強くなっていく主人公。
キーアイテムを手に入れることで広がる冒険の舞台。
個性的な敵モンスター。
想像力をかき立てるストーリー。
その後の日本の家庭用ゲーム業界に多大な影響を与えたことは誰も否定できないでしょう。
表示されるキャラクターの画像が正面絵しかなくてカニ歩きしかしないだの、
話すコマンドを選択したあとに「話す方角」を「きた・にし・みなみ・ひがし」の中から選ぶ必要があるだの、
主人公が3色キャラだの、
ゴーレムが倒せねぇだの、
太陽の石がみつからねぇだの、
エンディングのローラ姫がうぜぇだの、
そんなことはどうでも良い。
だって楽しかったんだもん。
ただ、やはり古いゲームであることは否めません。
今の小学生たちがこれをプレイして、おもしろいと感じるか?と考えるとかなり疑問符が付きます。
逆に言えばこのゲームをリアルタイムで体験して、この時代からのゲームの進化とともに成長できたというのは運が良かったんだよなぁ…。
しかし…、このゲームのデータ容量は64KBらしいですね。
64KBってアンタ。そこいらのjpg画像1枚分のデータですよ。
そこにこれだけの遊びを詰め込んでるんだから、ホントすごいですよ。
内容云々以外にも、データを節約するという大仕事をこなさなきゃいけなかったんだもんなぁ。この時代のプログラマは。
主人公のキャラクタ画像ですら使い回しするなんて、今のゲームじゃとても考えられません。