【第二回ウディコン】エントリー作品 No.9
■タイトル
Gravity
■作者
「ぽり0655」さん
http://senobishiten.cyber-ninja.jp/
■プレイ時間
2時間
■ジャンル
パズルゲーム
■プレイ感想
ゲームの流れとしてはレミングスに近い感じ。
ただひたすら歩くだけのキャラを出口へ無事に導くのが目的で、プレイヤーに出来るのはステージを構成するブロックを動かすことだけです。
が、このブロックを操作したときの動き方が絶妙。
基本ドラッグアンドドロップで動かすのですが、そっと動かすとゆっくり動き、勢いよく動かすと壁に反射しながら画面外までスッポーンと飛んでいきます。
これが単純に気持ち良い。
ただ、パズルゲームなのでなかなか思いっきりスッ飛ばす機会は無く、溜まったストレスはエンディングのスタッフロール(スタッフブロック?)を吹っ飛ばして解消することに。
こういった独自性の強いルールは、プレイヤーに理解してもらうまでがひとつの課題なんですが、チュートリアルを用意することでそのハードルを解消しています。
非常に完成度が高いというか…ツッコミどころは見つからず、ステージ数さえ増やせば商業用としても通用する程の出来です。
個人的にはチマチマしたのはキライなので、このブロックの動きを利用して【ごちゃごちゃワラワラと動く小さな何かの集団を一網打尽に吹き飛ばすような爽快感あふれるゲーム】があれば面白そうだな~。と勝手に妄想してしまいます。