【第四回ウディコン】エントリー作品 No.74
■タイトル
CAPTCHA
■プレイ時間
150分
■ジャンル
RPG
■プレイ感想
ログインしないとダウンロードできないみたいなので後回し。
(8/28追記)
ダウンロード先が変更になっていて、ログインが不要になったので落とそうとしたら
『ダウンロードまで12時間』
ぬわっ!!? Σ( ̄□ ̄;)
って、たまたまサーバが重かったんでしょうけど……ちょっとテレホ時代を思い出しましたよw
しょうがないから、結果発表後に準備されるであろう一括ダウンロードで落とすことにします。
(8/29追記)
たまたま時間があって、試しにダウンロードしてみたら今度はすんなり落とせました。
なのでせっかくだからプレイ。
オリジナルグラフィックにこだわりを感じるものの、見た目はわりと地味な印象です。
マップも狭く、ストーリーも短めなお手軽RPGでした。
ですが、そんなことが全く問題にならないほどの世界観が構築されていますし、ストーリーもしっかりとした骨太のテーマが感じられる作品です。
会話はFF2を彷彿とさせるキーワード選択式会話。
一度話を聞いたキーワードは文字色を暗くするなど、プレイヤーを気遣った作りも好感が持てます。
新しいキーワードが出る度に、酒場に居る酔っ払いへせっせと話しかけに行ってました。(ああいう演出大好きです)
町や廃墟などのマップも雰囲気がよく出ています。
またBGMの選曲も実に良く、世界観の構築に一役買っているのが何気にGOOD。
全体的にとても丁寧な作りですし、全体的なバランス調整も良い感じ(さらにお金でキャラクターを強化できるので、時間をかければ誰でもクリア出来る)、マップギミックも実は豊富、短いながらもメッセージ性の濃いシナリオ……と、多くの長所を持っている良作です。
個人的にはラスト直前の演出(長い○○を抜けた先に突如広がる○○)表現が特にすばらしいと感じました。
一枚絵のようなパッと見のインパクトに固執せずとも、特別難解なイベントを組まなくても、『見せ方次第でいかようにでも良い演出をすることができる』という見本だと思います。
バグもありましたが致命的なものでもありませんし、全体的にこれといった問題は感じませんでした。(ラスボスにひとりでも挑むことができたんですが……、これって仕様なんですかね? ちょっとバグっぽい気もしますけど)
ただ奇襲攻撃を受ける確率がけっこう高いので、中盤で奇襲を防ぐ装備を手に入れるまでは微妙にストレスが溜まりました。
あとはエントリーが遅かったのに加えて、当初ダウンロードにログインが必要だったので、作品の内容とは関係ないところでプレイを敬遠してしまった人が結構いたんじゃないか? というのがとてももったいない気がします。
今回に限らずウディコンは多くの人にプレイしてもらえないと、なかなか評価を受けにくいのも現実だと思います。
もっと早い段階でエントリーして、ダウンロードもログイン不要だったら……と思わずにはいられません。