【第四回ウディコン】エントリー作品 No.23
■タイトル
ぼくは勇者じゃないよ
■作者
「えんとつ」さん
http://entotsu.sub.jp/
■プレイ時間
90分
■ジャンル
RPG
■プレイ感想
レトロ風のオーソドックスなRPGです。
タイトルがちょっと変わってるので「イロモノ系かな?」と思いきや、シナリオは本格派でした。
見た目がレトロ風なので食指が伸びない人もいるかもしれませんが、シナリオもゲームバランスも良い作品です。
戦闘の頻度や敵の強さ、レベルアップ速度、街やダンジョンなどのマップ上の配置間隔など、視覚的には感じられない部分が非常によく作り込まれています。
グラフィックに先走りがちなゲーム制作者さんにこそ、プレイして参考にしてもらいたい作品です。
昨今のRPGはストーリーとグラフィックが前面に押し出されていますが、この作品はファミコン版ドラクエ2やドラクエ3時代のゲーム性が主たる要素だった頃を彷彿とさせる雰囲気とバランスです。
まあ、今風のRPGしかやったことがないプレイヤーにはちょっと難しく(もしくは単調に)感じるのかもしれません。
本当はこれくらいの方がクリアした時の感動が大きくなるんですけどね。