【第四回ウディコン】エントリー作品 No.5
■タイトル
TWINGATE
■作者
「ふぇ」さん
http://gansoishiyaki.sakura.ne.jp/
■プレイ時間
60分
■ジャンル
ダンジョン探索RPG
■プレイ感想
ジャンルとしてはダンジョン探索RPGということですが、このゲームの魅力はキャラクタの育成にあると思います。
ダンジョンへ潜って探索をするメンバーは主人公を除きプレイヤーが作成したキャラクタを使用します。
このキャラメイキングが楽しい。
名前はもちろんのこと、一人称(自分の呼び方「私」とか「俺」とか)、口調まで選択できます。
もちろんプレイ中に発生するキャラクタのセリフにも反映されるというこだわりよう。
見事にキャラクタの個性付けに成功しています。
適当に作ったキャラクタでも使っていくうちに愛着が湧いてくるのは不思議なものです。
戦闘では属性の与える影響が大きいため、「とりあえず属性関係なく強いやつ4人作ればいいや」よりも「各属性のスペシャリストをそれぞれ育て」たくなります。
おまけにダンジョン内で手に入るアイテムを使って各キャラクタを強化できるので、さらに育成好きにはたまりません。
感覚的にはタクティクスオウガのようなシミュレーションRPGでキャラクタを育成する感じに似ています。
自分で名付けたキャラを育てるのが大好きな方にはおすすめです。
気になる点があるとすれば操作性でしょうか。
カーソルの移動速度というか反応速度というか…うちの環境だけかもしれませんが、ちょっと快適性に欠ける印象があったのが残念。(小さなことですけどね)
メニューの上から3番目を選ぼうとしたら滑って4番目にカーソルが移動してしまうなど、過敏に反応しすぎていました。(PCスペックによるのかもしれません)
あとはメッセージ表示方法。
メッセージアニメーションの装飾なしにすれば少しは読みやすくなりますが、それでも羽根ペンが文字の上を右へ左へぐりぐり動くのは邪魔くさくてストレスになります。
羽根ペン画像非表示があれば嬉しかったです。