もっぱら貧弱主人公ゲームとして有名なのは「スペランカー」ですが、アトランチスの謎の主人公も負けず劣らず貧弱です。
スペランカーではコウモリの糞にあたっただけで死にますが、アトランチスの謎の主人公もコウモリの糞にあたっただけで華麗にお亡くなりになれます。
どんだけ貧弱よ。
そんな虚弱体質の主人公がたったひとりでアトランチスに秘められた謎を解くべく遺跡調査（お宝探索？）に挑みます。
ゲームは当時としては主流の横スクロールアクションゲーム。
武器はなんか爆竹だかダイナマイトだかよくわかんない爆発物。
ぽこっ。
と投げると数秒経ってから爆発します。
ま～あ、これが使いづらいの何のって(-_-;)
爆発するまでは全く無害（爆風にしか攻撃判定がない）なので、動く敵の軌道を見極めてタイミング良く投げないと何の役にも立ちません。
タイミングを見誤ると、爆発前の爆竹をすり抜けた敵が一直線に主人公に向かってやってきます。
「弾幕薄すぎるよっ！(￣□￣;)」
ちなみに障害物の近くでへたに爆竹を投げると、爆発前に跳ね返って自分のところへ戻ってきます。
当然自分で投げた爆竹の爆風でも見事に死ねますので、狭いところでは使うのは要注意。
結構難易度の高いゲームで、通常のゲームは開始時の自機数がだいたい3機(人)なのに対して、いきなり最初から7人スタートです。
もう、しょっぱなから「難易度高いよー」と宣言しているようなもんだ(笑)
ある意味確信犯だよね。
制限時間も結構シビアで、当時小学生の私はクリアを早々にあきらめました。
ちなみに「アトランティスの謎」ではない「アトランチスの謎」である。
