【第四回ウディコン】エントリー作品 No.7
■タイトル
輪廻転生 Rein Carnation
■作者
「memeso」さん
http://memeso459.blog.fc2.com/
■プレイ時間
90分
■ジャンル
RPG
■プレイ感想
独特の世界観を持ったシンボルエンカウントタイプのRPGです。
背景設定や裏設定がしっかりとされていて、世界自体にしっかりとした質感を感じます。
戦闘や成長システムはおおむねベーシックなので特に困惑することもありません。
ザコ敵戦闘をしっかりやればすぐにレベルアップするので難易度は低めです。
宝箱があちこちに落ちていますし、仲間になるキャラもたくさんいるので、コレクション大好きな方には良いかもしれません。
マップも意外なほどあちこちへとつながっていたりするので、「あ、こんなところもとなりのマップがあったんだ」とちょっとした発見の楽しさもあります。
ただ、全体像が思い浮かびにくいので迷子になりやすい人は要注意。
ちなみにこういうマップ↓を見るとついついゲームボーイ版のSaGaシリーズを思い出してしまいます。
ストーリーとは関連のないクエスト受託や動物収集なんてサブイベントもあるので、やり込み好きの方はやりがいがあるのではないでしょうか。(私自身はこういうのあんまりやらないタイプですが)
ゲームとしてバランスは悪くありませんし、いろいろ探したり見つけたりする楽しさがある作品です。
ただメインのストーリーは、何というかちょっと急ぎすぎというか中抜きしすぎというか…、いまいち感情移入できませんでした。
キャラも立ってるし、しっかりとしたストーリーなんですけどね。
展開が早すぎて「あれ?」って感じがしました。
あと、戦闘後のレベルアップ音がどう聞いても突撃ラッパなのは何とかならないものかとw