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涼宮ハルヒの憂鬱

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 谷川 流
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2003/06
  • メディア: 文庫




■タイトル
涼宮ハルヒの憂鬱(すずみやはるひのゆううつ)

■著者
谷川流(たにがわながる)

■あらすじ
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
頭のネジが何本か抜け落ちてるんじゃないかと思わせるような自己紹介。
その少女、涼宮ハルヒはいたって大まじめだった。
とどまるところを知らない涼宮ハルヒの暴走は主人公のキョンを巻き込み、本当に宇宙人、未来人、超能力者を呼び寄せてしまう。

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主人公「キョン」の一人称進行で語られるという一風変わった文体。
1文が異常に長い独特のスタイルは慣れるまで多少の抵抗があるが、読み慣れてくるとそれもまた魅力に感じてきます。
何よりサクサクと読み進められるので、休みの日にでも一気に完読することをお薦めします。

最初の読み始めは何てこと無い学園物かと思いきや、SFっぽい流れへ唐突に変化。
まぁ、宇宙人、未来人、超能力者が出てくるくらいだから、ありきたりな学園ラブコメ的展開になるわけもないですが・・・。
読み終わった後の感想としては・・・、「このメンバーで繰り広げられる物語をもっと読んでみたい」ってとこでしょうか?
まんまと著者(もしくは出版社)の思惑に乗せられてる感がしないでもないような気がしちゃいますけど。